他人の愛情から学んだこと

皆さんこんにちは

九州は梅雨が明けて
暑さが一段と厳しくなって感じる
今日この頃ですが
いかがお過ごしでしょうか?
さてさて
今週は店休日の急な変更等で
大変ご迷惑をおかけいたしました
うちうちの事だったので
あえて告知しなかったのですが
義理の祖父が急に亡くなり
色々と落ち着かない週でした
大じいじは
(義理の祖父 以下大じいじ)
初めて結婚のご挨拶に
伺った時も
[九州から来たんか~
ようきた ようきた]と
一生懸命歓迎してくれた
優しいおじいちゃんで
97歳という高齢でしたが
毎日炊事も洗濯も自分でこなし
少しも背中も曲がっておらず
いつも
ブラウスにズボンスタイルに
きちんとベルトしめている
本当に元気なおじいちゃんでした
いつか自分が歳をとったら
こうでいたいなぁっていう
お手本でした
私は主人と結婚してからの
お付き合いだったので
過ごした時間は短いですが
大じいじと
ニュースを見てお話したり
お寿司を食べたり
お墓参りに連ていってもらったり
1つ1つの思い出深さは
一番かもしれません…
私の方の祖父母もずいぶん前に
亡くなりまして
とてもとても
悲しかったけれど
早く亡くなったので
よく受け止めきれなかったのも
あったのかもしれないけれど
こんなに悲しいかったのは
初めてです…
梅雨は空けたのに…

大じいじに初めて
会いに行った時に迎えてくれた海は
不機嫌に曇っていて…
ついに

空も大泣きしました…
ある時私の恩師が
インディアンの正しい死について
お話されていました
人間は生まれてくるときには
産声をあげて
自分は涙を流して
生まれてくるけど
周りは良かった良かった
無事に生まれたと
笑顔で迎えていれてくれる…
正しい死に方とは
生まれてくる時と
逆にならなければいけない
まだあなたが必要だと
周りは泣いているけれど
ありがとうと笑顔で逝く
これがインディアンの
正しい死なのだそうです
大じいじの棺を前に
最初はずっと
あまりに急すぎて
なんでどうしてという思いと
もう一度会いたかった
話たかったと
涙が止まらずにいたけれど
何度も何度も
お顔を見ている間に
こういう人にならなければ
いけないんだなという気持ちに
変わっていきました
大じいじありがとう…
いつか子供や孫が
大切な人を連れてきたら
こうでありたいというお手本を…
身体をよく動かし
自分の事は自分で積極的に
行おうとする健全な姿勢を…
そして生涯最期の日には
自分の生きた時間の全が
ここに集約されるということを
大じいじは私に
教えてくれたのでした…
明日からはまた
いつかくるその日のために
たくさんの人を笑顔に
出来ますように…
ではでは
明日は笑顔でお店に戻ります★